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溺愛パンデミック

奇跡が消えないように 僕等が生きた証を ここに記そう

さよなら、JILLED RAY。私の帰る場所。

大切なお知らせ

この言葉が今までどれだけのバンギャの心を凍りつかせたのか、バンギャ以外の方には想像も出来ないと思います。ヴィジュアル系バンドの「大切なお知らせ」「重大発表」は、大抵の場合「解散」か「無期限活動休止」。良い事である確率は殆どありません。


2015年9月7日午前0時。私がAYABIE以外に好きだったもうひとつのヴィジュアル系ンド、JILLED RAYから「大切なお知らせ」がありました。

11月29日、この日をもって、JILLED RAY終わります!

ああ、やっぱり今回も良いお知らせではなかったのです。

JILLED RAY(以下JR)との出会いはAYABIEのtour'10~11 Virgin Snow Color-2nd season-初日の高田馬場AREAにて、帰りに貰った無料配布のCDでした。試聴版の短い音源でしたが、歌詞もメロディーも素敵で「せっかくならちゃんと聴きたいな」と思ったのです。CDについていたフライヤーに目を通すとmixiの個人ページが記載されていて、当時SNSの類をmixiしかやっていなかった私はすぐに携帯を開きました。


どうやら、CDはライブ会場でしか購入することが出来ないようでした。せっかくなので、とライブを見に池袋CYBERへ。そのライブハウスではよくヴィジュアル系バンドの無料ライブが行われていて、ちょうど直近の無料ライブにJRが出るという絶好のタイミングだったのです。


様々なバンドが演奏する中、JRは私の中では別格でした。最前列には4人しかいなかった(私は後ろで見ていたからノーカウント)けれど、曲も素敵だし、歌も素敵だし、何より輝いて見えた。安直ですが、このバンドを好きになりたいと思ったのです。
それから何度かライブハウスに足を運んで。新しいCDが物販じゃなくて店舗で取り扱ってもらえるようになったときは素直にうれしかったし、インストアイベントを開いてくれたときはもっと嬉しかった。毎回行けるわけでもないのに顔と名前を憶えてくれたのも嬉しかった。イベントで景品を当ててしまったこともあります。それもすっごく嬉しかった。全部全部、宝物です。


あれから社会人になって、ライブに行ける回数もすごく減りました。AYABIEもあんな状態だし私の趣味は増える一方で。ヴィジュアル系バンドから足は遠のいていますが、やっぱり腐ってもバンギャだから戻りたくなった時にはJRがいたのです。バンギャの友達にライブに誘われても「JRとの対バンだったら行くよ」と言って私の中では帰るところを決めていたのでした。


今調べてみたのですが、前述したtour'10~11 Virgin Snow Color-2nd season-の初日は2010年11月30日でした。ちょうど丸5年の月日。終わってしまうのかと思うと、胸の痛みが止まりません。解散?ワンマンのお知らせの前日、私は新宿で行われたインストアイベントにも参加していました。「明日来るの?」と聞かれて「仕事なので行けません」と答えたのですが、こんな事なら無理してでも行けばよかったと思います。後悔先に立たず。


お知らせをもらってすぐに、何人ものバンギャ友達から連絡をもらいました。慰めてもらいながら、みんなで最後を観に行こうか。と言う話になり、チケット先行を応募することに。1人2枚までの応募だったので、協力してもらい4枚確保したのですが、正直チケット争奪戦になるなんて思わず後から落選者が居たことを聞いたときは驚きました。
最前に4、5人しかいなかったのに、今や抽選漏れするぐらいになったんだって。嬉しくて、でも最後だって思うと寂しくて。


「解散」を明言していないので、もしかすると改名だとか他の可能性もあるのかもしれないけれど、あまり過度な期待を持つのはやめたいと思います。だって傷は浅い方が良いじゃないですか。解散して欲しくないのが私のエゴなのは重々承知です。でもこの気持ちをどこにぶつけて良いものか分かりません。全部全部嘘だったらいいのに。
結局、29日まで私はどのライブにも、イベントにも行くことが出来ません。その日が本当に最後のJRのライブ。自己満足かもしれないけれど初めてのワンマンの時に着て行った服を着て、何時ものように後ろからこっそり眺めたいと思います。

AYABIEが居た時も居なくなってからも、素敵な音楽を届けてくれてありがとう。
私にバンギャとして息が出来る、帰る場所をくれてありがとう。
何度も勇気をくれてありがとう。台本通りの言葉なんて要らない。
大好きでした。29日、最期を見届けさせてください。



11/29 追記

JILLED RAY 解散しました。が、名前を変え、ギターを1人迎えて「グラムヘイズ」という名前で来年活動するそうです。本当によかった。

ただ単純に、彼らの創る音楽が好きです。これからも、応援させてください。