溺愛パンデミック

奇跡が消えないように 僕等が生きた証を ここに記そう

バンギャでド新規のジャニヲタが宮野真守のライブを見たら灰になった

こんにちは、牛乳です。
ご縁があって1月31日の宮野真守 GENERATING! ツアーファイナル公演を観に行かせていただきました。

今まで見た中である意味いちばん衝撃的なライブでした。
備忘録までに適当に書き綴ります。

2PM以来の九段下。着くとやっぱり人の波、友人についていきながら日本武道館の会場内へ。今回もスタンドでしたが、会場内に入るとまさかの360℃ステージ。これは近い。そして暑い。今回は反省点を踏まえてちゃんと半袖にカーディガンで来ました。

当たり前だけど、宮野真守はよく知っています。私をアニオタへと落とした桜蘭高校ホスト部須王環に始まりデスノート夜神月、デュラの正臣、最近ならうたプリのトキヤとそりゃもう好きなアニメに散々出ていて声優界ではずっと最前線を走ってきた人です。キャラソンを通して歌がうまいのも知っていたし、キャラソンとしてならCDも持っていて個人のCDやライブがあることに何の疑問も抱きませんでした。アーティスト名義の宮野真守の曲はうたプリの主題歌ぐらいしか知りませんでしたが、「宮野真守」はよく知っているんだし大丈夫だろう!と、開演までボーっとしながらその時を待ちました。

先立ってあったアナウンスで「オープニング映像の為にペンライトは点灯しないでください」とあったので客電が落ちてもみんな消灯したまま。画面に映し出された静かな映像は、心臓の音と一緒にゆっくりと動き出していきます。
静かだったけど力強い映像が終わり、現れたマモ。真っ白な衣装で、スモークの流れるステージの中心に立つ姿はまるで雲の上にいるみたい。まさかのアカペラからしっとりとはじまりました。結構長かったように感じたから1コーラスか1曲だったと思うのですが、歌い終わると1度照明が全て落ちて、バンドとダンサーの方々がステージへ。そこからどんどん加速する音楽。コールとかあったのですが画面に映ってくれるので何とかついていきました。

まあ安定の歌は勿論上手い。それから演出で出てきた最新の照明…名前が分かりませんが、円周状に吊るされた小さな照明たちが上下してまるで星のように散らばったり土星の輪のようになったりすごく幻想的で、あれ、消え方もゆっくりだったり色もかえられたりしてすごく綺麗でした。まるで星空に漂うマモ。あとは天井に投影した照明もステージに投影する映像もこだわりが見えました。あたりまえか。

そうそう、マモが手を振る一角がきれいに「キャー!」となっていて1人で感動してました。おそらく私の好きなアイドルたちもあの光景を見てるに違いない。宮野真守ってアイドルだったのか…とか考えてすっごいニヤニヤしちゃいました。

それで、何曲か終わってMCがあったのですが、ここで異変に気づきます。
確かに今まで何度か目にしてきました、彼が猫をかぶった(?)ぶりっ子の姿は。なんというか、余所行きの彼?行けないイベントのコメント動画だったり笑いを入れつつも癒される喋り方というかそれは何度も見てきたんですけど、イベントやバラエティで見る彼ってどちらかと言えば100%芸人じゃないですか。湯呑咥えたりMay'nちゃんの真似したりしてるじゃないですか。沢城さんと恋人ごっこして遊んだりガヤ撮りで言っちゃいけない事言ったりしてるじゃないです かあ!

でも昨日見た宮野真守は違った。ずっと余所行きだった。私が知っていたのは声優の宮野真守で、でもそこにいるのはアーティストの宮野真守だった。私は初めて、アーティストの宮野真守を目の当たりにしたのでした。

私「ねえ、私の知ってる宮野真守じゃない。」
友「彼は存在がディズニーだからね!」

穢 れ無き友人の目を見た私はその光に当てられて死にそうでした。が、しかしこれが言い得て妙。なんというか、もう彼の世界観が美しすぎた。曲もそうだし、 ファンもそう。あの感覚を言葉にするのがどうにも難しいのですが、結構ダークな曲とかもあったはずなのにすごい美しかったです、空間が、みんなの心が。

捌けるまでに全方位をゆっくり見ながら、丁寧に丁寧に50回ぐらい「ありがとう」を言うマモを見ながら、「ちょっとだけ生きてることを反省しよう」と白目を剥いて思いました。あの人だから多分、ファンもあんなに綺麗なんだろう。私、来る世界線間違えたかと思った。

そうそう、振りが決まってるところがあって、そこはなんとハートを飛ばせとの指示だったので思う存分飛ばしました。友人に「得意でしょ?」とまで言われた。 バンドでも振り無視してまでハート飛ばしてるときあるからな!!!「この恋はDon't stop~」みたいな曲。題名が分かりませんごめんなさい。

カノンに関しては初めて聴いたときから咲いてたんで勝手に咲きました。

恐らく席が近かった方は私を見たらノリが悪いとお思いでしょうが、普段から棒立ち真顔たまに白目剥いてる私にしては、昨日はちゃんとペンライトの色変えたりまわしたり振らなくてもいいであろう所まで常に振ってたしなんならずっと立ってたし友人に褒められるぐらい頑張ったから許してほしい。きっとこれもマモの魔法だ。

でも着席して見ていたいが本音です(体力の無さの露呈)。

話には聞いていたけど実際に体験するのとはまた違って、正直どちらかというと(ここは強調する)穢れた世界で生きてきた私にとって狼男に銀の弾丸、吸血鬼に陽の光、お化けにお札!みたいな感じですごい清らかな光みたいなのに中てられて、帰りに寄ったカラオケで浮気だったりストーカーだったり暗い歌を歌わないと死にそうでした。急いで柴田淳さんを呼んでください。灰になるところだった、危ない。

とても素敵な世界を見せて頂いてありがとうございました。
また機会があれば見に行きたいと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。