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溺愛パンデミック

奇跡が消えないように 僕等が生きた証を ここに記そう

ANOTHERを7回連続でみた話

関ジュ 感想

松竹座に帰りてぇ〜〜!!!号泣

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どうも(泣)牛乳です(泣)

何故自分が大阪に住んでいないのか問う5日間でした(号泣)

 

絶対当たらないだろうと各所にご協力いただいて応募した関西ジャニーズJr.の夏松竹「ANOTHER」、今年の春に少し入院したおかげか(?)4連が5名義も被りやがって、こんな機会は滅多にないというかジャニヲタ人生で2度とないかもしれないと思い、行けるだけ行くことにしました。

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(上の写真は4名義分。業者かよ。)

5日間7公演。これが大阪在住なら恐らく20公演入ってたかもしれない。ジャニヲタ怖い。

 

以下、ネタバレを含めた感想をつらつらと書かせていただきます。まだ観劇されてない方はご留意ください。

また、全て個人的感想です。

あと、例によって長いです。

 

 

 

 

 

始まる時の波の音。

私は前情報として、「船で遭難する話」としか聞いていませんでした。去年からこの世界に足を踏み入れたので、当たり前に2013年のANOTHERは見ていません。だから初めて見たときは、大きくなる波の音に期待より不安が募ったのを思い出します。

 

楽しそうな航海から、ドンッという雷の音で世界が一変します。嵐に遭い、仲間が次々と海にのまれて行き、船がふたつに割れてダイゴと少年14名がそれぞれ島に漂流してしまう。

それぞれの島で、仲間や島の住民、自分たちの背負うそれぞれの物と戦って悩んで、その中で生と死を感じる物語。

 

まあ、まず松竹座のセットすごいのね!

宝塚でも驚いたけど、降りてくるわ回るわ動くわ落ちるわ、奈落も花道も通路さえも全てフルに使っていた印象です。すごいよなあ、あんなことが考え付く人間って。

 

この物語の山は個人的にふたつ。ひとつは、キョウヘイの入水自殺。もうひとつは、シュンを命懸けで救う少年たちのクライマックスの所かなあと思います。

 

キョウヘイを想うコウジの声が優しくて。今までまいジャニとかでしか康二の事を見てなくて、出来る子だけど明るく楽しい担当だと思っていたのに、羽根が浮くように優しく撫でるその声が、余計にあのシーンの切なさを増幅させました。

溺死って、苦しいんですよね。水をたくさん飲んで死ぬから。日常で肺にちょっと水が入っても噎せて苦しいのに本当に死んじゃうぐらい飲んでしまうのだから、多分相当苦しいんですよ。想像できないほど。フウガも序盤で船から海に落ちて死んでしまいますが、本当にその苦しさを思うと胸が痛いです。キョウヘイの当時の精神状態を考えると、水に入って苦しんだときに正気に戻って後悔したかはわからないけど。

そんなキョウヘイを触って息を飲むコウジ。「こんなに冷たくなって…お兄ちゃんの所おいで。」って頭を抱き上げるときに、よいしょって囁いて。腕を優しくさすりながら、「怖かったやろ?寒かったやろ?」と語りかけます。

先日祖母の葬式で改めて死んだ人の冷たさを思い出したのですが、本当に驚くほど冷たいですよね。冷え性の人の冷たさとは違うの。無機質の物に触れてる感じ。それを温めようとする兄の愛は、切なくもあり少し狂気も感じます。

その後みんなに「キョウヘイの心が弱かっただけや。」というくせに、1人になった途端に「守れなくてごめん、こんなにいちゃんでごめんな。」とキョウヘイを思って泣くコウジ。言ってる事が矛盾していますが、きっとそうやって心が弱い事を誰よりもわかっていたから今まで守ってきたのに守りきれなかった事が悔しかったのかもしれません。

これね、初めて見た日は割とサラッと言っていたのに、日が経つにつれて声が震えて掠れていって、胸が締め付けられる思いでした。

 

シュンが植物にかぶれて重体になり、ダイゴとジョウがコウジ達に合流して助け出すシーン。途中にコントやらなんやらありながらも、このクライマックスでかなりシリアスになっていきます。

誰かの為に自分の何かを犠牲にできる事の大切さみたいなものが随所に詰め込まれてる気がしました。ひとりの少年を救うというベクトルの向きが揃う事で出た一体感。個人的にはダイゴが戻ってこなくて殺されそうになる時に、ケントを守るように覆いかぶさるコウジと、シュンを宝物みたいに大事に運んだり撫でたりする今江くんが素敵でした。

無事にシュンが目を覚まして、長の船を用意する段階で、リュウセイの「これで日本帰れるんや…!!!」と泣き崩れるところ、本当にグッときたなあ。

 

そして、最後に島に残ることを選んだコウジ。愛する弟を死なせてしまった罪滅ぼしなのか、それとも単純に弟のそばにいたかったのか。でもきっとコウジなら、島の人たちとも仲良くなれそうだし、シュンのいいお兄ちゃんになるんじゃないかなあとか。またみんなで島に遊びに来て欲しいなあ!

 

舞台はなまものと良く言いますが、MORSEの時は1週間ペースで見ていて感じたものの今回は7回連続。大して期待はしていませんでした。

けれど昼と夜ですら、細かくニュアンスが変わっていたり熱が変わっていたりと、本当に毎回毎回新鮮な物を見せてくれて。7回を少ないと感じてしまうほどだったから驚きです。

 

こんな事言ったら怒られるかもしれないけど、正直ジャニーズの内部舞台そのものに期待してなかった。それは今までDVDで少年たちを見て思っていた事で、ファンの人はタレントが見たいから楽しいだろうけど舞台としてはどうなんだろうな、という気持ちがあったからです。

けれど、生で見て驚きました。

圧倒的なエンターテイメント。舞台とか演劇だとか、そんな言葉では片付けられないエンターテイメントのすべてが舞台上に詰め込まれていたからです。

例えば、劇中のDarkness。ダイゴが1人で歌うシーンではあるものの、たくさんのJr.が周りを固める。ダイゴを襲う嵐のような布の踊る衣装で20名ほどが1度にターンをした時の画の強さは、恐らく画面上では感じられない。後半の急げ若者でも然り。

急げ若者では、まだフレッシュとも呼べるJr.の子達も年上組に混ざって激しい振り付けをしていて驚いたのですが(もう2年目だから普通なのかな?わからないけど。)、出来ないといけない世界なんですよね、あれって。出来なければ辞めていく、だからこそ厳しいけどそこに立つには努力しかない。だからこそ、あのクオリティの舞台を作れているのだと改めて思いました。ジャニーズが帝国になった理由がここにある気がします。

連れて行った友人でも「今までこの世界を知らなかった事を後悔してるぐらいに良かった。」と言ってくれたので、本当に嬉しかったです。

 

私は道枝くんのファンなので、殆どと言っていいほど道枝くんばかり見ていたんですけど。毎回、ちょっとずつ変化しているところを見る事が出来て本当に嬉しかったです。ショータイムも勿論、お兄ちゃん達や同期と楽しそうにしているのが見れて何よりでした。これが彼にとってまたひとつ、糧になりますように。