溺愛パンデミック

奇跡が消えないように 僕等が生きた証を ここに記そう

拝啓、私の好きだったジャニーズへ

「いわばこれは…書置きだ。残すものなんだろう、手紙を。」

って私の中のシャーロックが言ってる。気持ちとしてはホントあの飛び降り前って感じですよ。気持ちとしてはね。でもなんか、みんなにお礼を伝えずにさよならするのも嫌だったから。

 

件のブログ*1ではなんかもう色んな方にお世話になりました。見ず知らずの私たちのために動いてくださった方も多く、お礼を何度言っても足りないくらいです。本当にありがとうございました。

で、あの一件があってからめちゃくちゃ考えました。これ、自分が消費するコンテンツとしてどうなんだろうと。

今まで何回も言ってきたけど、私は自分が一番かわいいので、私が稼いだ金は私が楽しいことだけに使いたいし、私が生きている時間は私が満たされるためだけに使うべきだと思っているのです。そうなると、このどうしようもない現実に腹を立てている時間がめちゃくちゃ無駄なんですよね。楽しくもねぇ。私はタレントが好きって気持ちだけでお金を払い続けられるほど、心優しくなれません。

後日談のブログにも書きましたが、あの件で親友がジャニーズ事務所に問い合わせたところ「公式リセールを作るつもりはないし、それで空席ができても構わない」と言われたそうです。ついでに「規約ちゃんと読んでなかったんですか?」と、全力のイヤミまで戴きました。親友泣いてましたけど私はもう笑うしかねえわって笑った。

たとえマニュアル通りの回答をしただけだとしても、それはジャニーズ事務所の総意だと捉えます。年会費4000円払って、当たるかもわからないチケット応募して、当たったら1万円前後のお金払って。そのお金を払うのは、頑張ってステージに立つ自担の応援をするためです。頑張ってる好きな人の舞台に空席をつくりたいなんて、応援している側がどうして思えますか?払ったお金の価値は、どれだけだとお考えですか?あなた方が提供するものはなんだとお考えなのでしょうか?……なんて、そんなことを考え出したら、ジャニーズ事務所にお金を払っていることにゾッとしてしまったのですよ。

綺麗ごとかもしれないけれど、事務所はファンとタレントの架け橋だと思っています。利益が発生する以上、綺麗ごとだけでは動かしていけないかもしれませんが、自社タレントのファンに対して「空席ができても構わない」なんて絶対に言ってほしくなかった。真意は知らないけど「金は正当に入っているからそのチケットが紙切れになろうと構わない」と言われているようにしか感じない。その先にあるエンターテイメントを、夢を、感動を売られている気がしなくなった。私たちは紙切れに金を払っているわけでも、事務所に金を払っているわけでもなく、その先にある時間にお金を払っているはずなのに。

とはいえ人気コンテンツな以上、高額転売や盗撮がなくならない限りもうこれは…なんと言いますか、水掛け論みたいな…まあとにかく無駄な時間なんでしょう。人生1回しかない大切な時間なので、無駄なことはやめるに限る。私がジャニーズそのものを嫌いにならないために、もう考えない。だってまだ担当本人たちのことは好きだから。すごく悲しいですが、それもまた縁ということで。

たった一人、たった一名義。ジャニーズ事務所からすれば0.01%にも満たない金額の損失でしょうが、私にはこれぐらいしかできません。自分を守るためだけの方法。でもいつか必ず、こんなくっだらねぇ理由でジャニヲタをやめる人を増やさないために、ジャニーズ事務所が本気で考えてくれることを切に願うばかりです。

小瀧くん、私をジャニーズ沼に落としてくれてありがとう。道枝くん、私をJr.担にしてくれてありがとう。あなたたちのおかげで、うちわを作る小さな楽しみから、コンサートや舞台でしか味わえない大きな感動、新しい仕事が決まるたびにまるで自分のことのように嬉しくなれる喜びを知れました。真摯な気持ちで仕事に向き合い、キラキラとステージで輝くあなた達が、大好きだった。ジャニヲタになってからたくさんのお友達ができて、一緒に大阪に行ったりジャニーズの現場がなくても遊んだり、すごく楽しく、すごく幸せな4年間(もっとか?)だった。その縁も全てあなたたちが繋いでくれました。もっともっと売れていくジャニーズWESTを追えなくてごめんなさい。きっとデビューする道枝くんを見守る事が出来なくて、本当にごめんなさい。これからはもう応援という形ではなくなってしまうのかもしれませんが、ずっとずっとこの先も2人の人生が輝かしいものでありますように、心から祈っております。

そしてジャニーズを通して私と友達になってくれた皆様。本当に、本当に、今までありがとうございました。基本くだらないことしか言わないし、頭も性格も悪いし、色んなところで迷惑をかけたかと思います。それでも、いつも優しく声をかけてくれて、コンサートの前でも後でもお話ししてくれて、わざわざ道枝くんやのんちゃんのグッズ買ってきてくれて。今回の件でもたくさんご迷惑かけたかと思います。今後、あまり関わりがなくなってしまうかもしれないけれど、それでも良ければ友達してください。笑

こんな理由でオタ卒したくなかったな…とも思うけどこればっかりはタイミングなので仕方ない。勿論嫌いになったわけではないのでテレビで見かければちゃんと見ようと思うし、もう少しして気持ちが落ち着いて「私の金が1円でも事務所に入るのが腹立たしい」と思わなくなって、運よく友達からコンサートのお誘いでも来れば顔出そうかな程度に思います。…色んな意味でなさそう~~~wwww

あと、このブログ、現場レポ等も多いので残しておきます。私も、たまに思い出として見返したいしね。

 

それでは…いつかまたどこかで。

 

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